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2007年6月9日観測 |
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2005年6月8日観測 |
左の画像は、アラスカ北部からカナダ北部多島海までの約2,200kmに及ぶ海岸周辺と、北極海のフォールスカラー画像です。2007年6月上旬にNASAの地球観測衛星Terraに搭載されている中分解能撮像分光放射計MODIS(Moderate Resolusion Imaging Spectro-radiometer)によって取得されました。地上分解能は250mです。
初夏のこの時期、陸上の雪氷は全て融けています。陸上で白く写っているのは雲です。
2007年の画像を見ると、アラスカ沿岸近くから西方の高緯度域にかけて、海氷が全体に暗く、青紫色で表されています。これは初夏の時点ですでに海氷表面の雪や氷自身が融けて水溜りが形成され ていることをあらわしています。
下の画像は、同じくMODISによる2005年の同時期・同海域の海氷の様子です。この白っぽい海氷画像と比べますと、2007年では表面融解がさらに進んでいることがわかります。
また、バンクス島沖とその北方付近の海氷が、ばらばらに砕けています。この海域は、例年厚い多年氷(できて1年以上経った氷で、前年の夏も融けなかったもの)に覆われていますが、今年はその氷が大崩壊しはじめており、北極海の海氷が年々弱体化していることを物語っています。
衛星: Terra
センサ: MODIS
観測日: 2007年6月9日、および2005年6月8日
カラー: Red 858nm, Green 858nm, Blue 646nm(フォールスカラー。融けた海氷が暗い紫で表されるように合成)
[掲載日: 2007.10.4]