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ALOS view - ウムナック島のオクモクカルデラ

画像全域
ウムナック島付近のALOS衛星画像

衛星:ALOS
センサ:AVNIR-2
観測日:2007年3月27日
カラー:Red 0.61-0.69μm, Green 0.52-0.60μm, Blue 0.42-0.50μm、 海洋域は海の色を出すために輝度として近赤外波長0.76-0.89μmを利用しています。


カルデラ部分
拡大画像
 (557KB


鳥瞰図
ウムナック島の鳥瞰画像
ALOSで取得した可視画像を既存の標高データ(アメリカ地質調査所発行30秒グリッド数値地形モデル:USGS GTOP030)と組み合わせることで作成した画像。高さは2倍に強調されています。

位置図
ウムナック島付近の地図
(太枠は拡大画像範囲)

左の画像は、ALOS (陸域観測技術衛星「だいち」)が2007年3月27日に捉えた、アリューシャン列島ウムナック島のオクモク火山です。全島は白く雪で覆われています。周囲の海域に散在する白いものは雲です。

アラスカ南西部からカムチャッカ半島にかけて伸びるアリューシャン列島(全長約2000km)は、太平洋プレートが北アメリカプレートの下に沈み込む場所にあたるため、多くの活発な火山が存在します。ウムナック島は、面積約1,777km2で列島では3番目に大きな島です。島には南西部のニコルスキを中心に20〜30名程の住民が居住しています。

島の北東部を占めるオクモク山は、標高1,073mの楯状火山です。火山中心部のカルデラは、12,000年前と2,050年前の二回の大規模な噴火によってできたもので、直径は約10kmです。火山活動は現在も活発で、近年では1997年2月に噴火がありました。2005年には火山の地熱で火口付近の雪が解けていたこともあります。1997年の噴火活動では、衛星観測技術の一つである合成開口レーダー(SAR)によ って大きな地殻変動が観測されました。さらに、汎地球測位システム (GPS)を 用いた地上観測が実施され、衛星観測データとあわせて解析した結果、地殻変動はマグマ活動と関連性のあることが指摘されました。


関連文献: Miyagi, Y. et al., Surface deformation caused by shallow magmatic activity at Okmok volcano, Alaska, detected by GPS campaigns 2000-2002, Earth Planets Space, 56, e29-e32, 2004.

PDF http://www.terrapub.co.jp/journals/
EPS/pdf/2004e/5610e029.pdf
 

[掲載日: 2007.7.10]

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